冷え性だと太りやすいの？温活のすすめ

ダイエットに冷えは大敵！「冷え性」という方は改善しないとダイエットも効果が半減してしまいます。痩せたいなら冷えは改善したいところです。

なぜ冷えがダイエットの邪魔をするか

冷えは血行や循環を悪くしてしまい、痩せにくい体質を作ってしまうからです。血の巡りが悪くなるということは、体中に栄養素が上手く行き届かないということ。血液はたくさんの酸素と栄養分が含まれており、血管を通して各体の器官に栄養と酸素を届けているんです。

血行不良になると体が栄養不足と酸素不足のダブルパンチを受けます。そうなると体は何かあった時のために体に脂肪をため込みます。また、少しの食事からでも栄養を効率良く吸収しようとし、何を食べても脂肪として蓄えられてしまう結果になります。

少しのエネルギー消費でも生きていけるよう、体はエコ消費の状態に。筋肉も減るので代謝も悪くなり、痩せにくい体が出来上がってしまうんです。

また、体が冷えると脂肪は固くなります。柔らかく質の良い脂肪は落ちやすいのですが、冷えて固まった脂肪は体の老廃物と結びやすくなり、セルライトの塊となってその部位に居座ります。これがかなり厄介で、何をしても落ちにくくなってしまうんです…。

いったん付いたセルライトはどんどん老廃物をため込み、その部分がどんどん太くなっていきます。冷えによって色んな弊害が起こるという訳なんです。

これからダイエットを始めようというみなさん！効率よく痩せるためにダイエットと共に、冷えを改善して代謝の良い体を作ることも意識していきましょう。

体を暖めて、本来の働きを呼び覚ますための活動が「温活」と呼ばれています。

温活を始めるにあたって、まずは自分の平熱を知っておきましょう。人の平熱は36．5度ですから、冷え性と呼ばれるラインは35度前後から。

・何をしていても手足の先が冷たい
・お尻や太もも、ふくらはぎが夏でも冷たいと感じる
・肩凝りや腰痛持ちである
・冷たい食べ物や飲み物をよく食べている

平熱に加えてコレに当てはまる女性は冷え性の可能性が大！温活を行うことで冷えがなくなり、代謝が上がります。代謝が上がると血行やリンパの流れが良くなるので老廃物を体外へ排出する働きがさかんになります。

温活はとにかく体を温めることが大事。腹巻や靴下、マフラーを身につけたり、お風呂にじっくり浸かったり、運動やマッサージをしたり、温かい飲み物をとったりすることで、基礎代謝を上げましょう。

余計なものをため込まない体は脂肪も燃焼しやすくなり、ムダなカロリーをため込まない体へと変化していくのです。冷えて固まった脂肪は柔らかくなり、落ちやすくなります。体を冷やさず温めるだけで、痩せやすい体質を手に入れることが出来るんですよ。

冷え性女子はダイエットと共に体を暖める「温活」も意識すると効果的ですよ。